Winning the Loser's Game
https://gyazo.com/02ee509fa12f206d1f5ad1d638b4e102
投資コンサルタント
Alma mater Yale College (BA)
Harvard Business School
New York University (PhD)
世界100万部って(書籍としてはとてもすごいけど)思ったより売れてないな基素.icon
邦題:敗者のゲーム
https://www.youtube.com/watch?v=BGWvrbf_Zko
市場リターンを上回ることは、以下の条件を満たせば可能である
優れたアナリストがいる運用会社で
誰も見向きもしない小さな企業を研究して
その企業が属している業界にも詳しい
しかしこの会社を見つけるのは困難だし、その会社に多額の資金が集まれば、優れた成績を上げることはできなくなる
当局の規制により、どんどん情報公開がされるようになった、昔じゃ考えられないくらい公平に会社の情報を見ることができる
市場はファクトと同じくらい意見によって動く。ファクトは気付けない。意見は常に目の前に出ている
長期トレンドは企業収益と金利によって決まる
ここ数年上昇してきた大きな要因は中央銀行の利下げ
今は割高だと思う。今後2-3年は上がらないだろう
ここからしばらくは長期投資の運用リターンは少なくなるだろう
債権投資は見直すべき(利息が0に近いから)
金融資産において株のポートフォリオだけ見るのは不十分
ヒトや年金・家などのあらゆる資産をトータルで見て判断する必要がある
株式市場を予測することは不可能という理解が必要
マーケットタイムを測ろうとする人が増えるのは、市場が不安定な時
彼は株式市場の主たる参加者が機関投資家であり、彼らは、アナリスト、ファンドマネジャーを含む多くの優秀な人材を揃え、情報収集やポートフォリオ管理のためのシステムインフラを有していることを強調する。彼らは株価に影響する情報をおおむね瞬時にとらえて正しく解釈し、取引を通じてこれを株価に反映させる。だから、彼らを継続的に出し抜くことは困難であり、これを目指すアクティブ運用は取引にかかるコストのせいもあって成功しないとエリスは考えているようだ。あえて平均に勝とうとする投資家はエラーを犯し、インデックス運用に負けるというのがエリスの市場観だ
山崎氏は機関投資家も含めて正しい値付けをする能力がないと考えている
ある会社の3年後の将来利益が予想できるか?割引率は何%?
I 資産運用でまず押さえるべきこと
第1章 運用は「敗者のゲーム」になった
第2章 運用機関の本当の役割
第3章 厳粛なる現実
第4章 それでも市場に勝ちたいなら
第5章 「ミスター・マーケット」と「ミスター・バリュー」
第7章 インデックス投資の強み
II 運用を少し理論的に見てみよう
第8章 リスクと行動経済学
第9章 運用につきまとう矛盾
第10章 「時間」が教える投資の魅力
第 11章 収益率の特徴と中身
第12章 リスクが収益を生み出す
第13章 効率的ポートフォリオとは
第 14章 運用資産の全体像を見てみよう
第15章 債券投資にひとこと
第16章 なぜ運用基本方針が必要か
第17章 成功する運用基本方針策定のポイント
第18章 運用成果測定の狙いは何か
第19章 市場予測の難しさ
III 人生設計と投資
第20章 私たちが投資する際の課題/ 第21章 投資信託、どう選ぶ?
第22章 手数料は高い!
第23章 生涯を通じた投資プランを立てよう
第24章 またもや大暴落
第25章 401(k)に加入する際のアドバイス
第26章 人生の終盤で成功するために
第27章 資産家のためのアドバイス
第28章 敗者のゲームに勝つために
第29章 最後にひとこと
付録/訳者あとがき/注